~アトツギが直面した壁と未来への挑戦~セミナー参加しました

(帰りに撮ったナナちゃん人形)
今日は名古屋で事業承継セミナーに行ってきました。
家族経営で、代表取締役である親の後継者としてどのようなことに悩み、取り組みをしてきたかを後継者の方自身から語られました。
営業目的も兼ねようとしてたのですが、セミナーの内容で十分学びと、僕自身の経験と重なる部分があり(僕は継承しませんでしたが)、とても濃密な時間でした。
登壇者はお2方でした。親の会社の業種とは全く無関係の会社に就職して、未経験からのスタートだった方、幼いころから継ぐことを意識していた方と、それぞれ違うスタートなのが複数の考え方を同時に知れて良かったです。
経営者は孤独だが、後継者も孤独だ
僕の話をすると、一番会社を継ぐかどうか迷ったのは、新卒で入社した信用金庫を退職するタイミングでした。それまで、経理に強くなって父を補佐したい気持ちはずっとあり、祖母の後釜になることは考えてましたが、社長になることは遠い未来だと思っていたので、経理職で転職活動をしてました。
信用金庫の先輩や上司から後継ぎになった方がいいといわれていましたが、家族からは反対されました。「将来が見えないからやめたほうがいい」と。
それからは、信用金庫の職員目線で考えると、知り合いのお客さんがいたほうが都合いい(融資とか、付随してノルマとか)というポジショントークなのかと疑ってしまいました。
確かに、後を継いだほうが年々縮小していたとはいえ、得意先が既に確立されている利点はあったかもしれませんね。
事業承継の話を子から親に伝えにくい
事業承継は、先代社長の持っている株を後継者に渡します。会社の株は、目に見えないですが、資産です。
今、お金をもらって株を渡すのか(譲渡所得税、お金を受け取って株渡したほうが税金かかる)無償で渡すのか(贈与税、もらうほうが税金かかる)亡くなってから相続するのか(いわずもがな相続税)。
いずれにしろ、社長の引退(えぐいことを言えば死亡)を前提にする話なので、通常、社長はいい気持ちしません。これは、個人の相続の話にもあてはまりますね。
しかしながら、次の世代の税金対策や、きちんと社長業をまっとうするための準備期間は必要で、早期に対策を打ちたいのが現役世代の望みです。
こんな背景もあって、事業承継の話は親子間でもシビアになりがち、とのことでした。子の方から正面切ってガチンコで話したら喧嘩になってしまいこれが失敗談とか。
一方、親御さんのほうがスムーズな承継に熱心なケースもあるようです。
普段接している第三者から事業承継の話をもちかけてほしい
事業承継にしろ、相続にしろ、当事者間(親子)で話をするのは、親目線でも子目線でも嫌なものです。でも、何か対策できるなら事が起こってからだと遅いと僕も思います。
「普段接している第三者から事業承継の話をもちかけてほしい。」と、このセミナーで後継者の方が言っていました。
自分が経験したこと、見聞きしたこと。お役に立てるのであれば、機会があれば尽力しようと思います。
アトツギ甲子園
余談ですが、アトツギ甲子園というイベントが経済産業省主催で開催されており、後継者の方々が事業アイディアを披露しているようです。
参加の意義としては、メディア露出が増えること、後継者同士のコミュニティを形成して人脈が広がるとのこと。
今年のエントリーはあと2週間で、準備できないかもしれませんが、参加要件は39歳以下の後継者です。
YOUTUBEでも公開されているようなので、知らなかった方は1度みてみてくださいな。


